餡(あん)の材料は「小豆(あずき)」です。
大豆とおなじマメ科の植物で中国、日本などの東アジアが原産地。
日本の小豆(あずき)の3大生産地は、北海道、丹波(京都、兵庫)、備中(岡山)。
7割以上が北海道で生産されています。「十勝産の小豆を使った」「十勝の大納言」といった言葉をよく目にしますよね。
「大納言」は、小豆のなかでも大粒な品種が、大納言と呼ばれています。
大納言は、煮ても皮が切れにくい小豆なため、貴族(納言)は武士とちがって切腹がないことに例えて、大納言とついたとも言われています。
小豆(あずき)は、大豆と同じ豆なので、高タンパク低脂肪。食物繊維やビタミンやミネラルも豊富な栄養のある食べ物です。餡だけでなく、赤飯や、カレーなどにもつかわれます。
また、小豆は、疲労回復、便秘解消、むくみとり、美肌や肥満防止にも役立つようです。
その「小豆」からできている餡(あん)は、パワーフードということですね。