北鎌倉の駅を出て、駅前の通りを右に少し歩くと左側に
「あがり羊羹」という茶色の看板が見えてきます。
鎌倉松花堂
こじんまりした小さなお店です。
松花堂の「あがり羊羹」。
江戸時代には、尾張徳川家に茶菓子として献上されていた(さしあげていた)こともあり
「あがり羊羹」と名前がついています。
箱から手に取り出したときの柔らかさと弾力が新鮮。
これはなんだ。ういろう?寒天?
明るい小豆色は、涼しげで切った見た目は、水羊羹です。
食感も独特。
水羊羹のようなういろうのような。
少しモチっとしているけど、噛まなくても口の中で溶けていく不思議な感じ。
品のある甘さはさっぱりしていて、二切れは簡単に頂けそうです。
原材料を見てみると、小豆、砂糖、小麦粉。
寒天が入っていないから水羊羹ではないし、米粉を使っていないのでういろうとも違う。
材料は蒸し羊羹です。
でも、一切余計なものは入っていません。
あじさいの季節になると食べたくなる「松花堂のあがり羊羹」1,404円
「明月院」のあじさいを観賞したあとにでも、
あがり羊羹の不思議な食感で涼を楽しんでみてはいかがでしょう?
鎌倉松花堂
神奈川県鎌倉市山ノ内1340
TEL:0467-22-6756
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日
北鎌倉 明月院
http://find-travel.jp/article/15130