国道6号線東向島の交差点近くの路地にある和菓子屋さん「いちや」。
こんなに細い路地にお店が本当にあるのかな。。と少し不安になりながら歩いていくと白く洗練された建物が現れます。
見るからに店主の「こだわり」を感じるたたずまい。
店内は、白基調の内装で和菓子の木箱だけがシンプルに並べられています。
そして、お店の雰囲気にあった上品な接客。
並ぶ和菓子は、
豆大福、焼大福、ごま大福、杏大福、いちご大福などの大福を中心に
どら焼き、わらび餅、抹茶ババロアなどなど。
きれいに並んだまん丸な大福を前に、
どれを選ぶか思わず迷ってしまいますが、
この日は、杏大福と焼大福にしました。
ともに餡は甘さ控えめの粒あん。
杏大福は、柔らかい杏の酸味、餡子、薄めの餅皮とのバランスがとてもよく、
焼大福は、香ばしいお餅の香りを楽しみながら頂けます。
最近は少なくなりましたが、「とてもお餅がおいしい」
そうシンプルに感じることができる大福です。
建物、店内、接客、和菓子。
一体感とバランスの良さを感じさせる「いちや」さん。
価格もお手頃、自分の住んでいる街にも、せひあってほしいと感じる和菓子屋さんです。
百年後の老舗。「いちや」の和菓子を、お一つどうぞ。
いちや
東京都墨田区東向島2-34-10
TEL:03-3612-0724
9:00~18:00(売切次第終了)
火曜定休