春は、よもぎの季節。
その草の香りは「和」を感じる香りです。
よもぎは昔から薬草としても使われ、ハーブの女王とも言われる万能草。
そのよもぎを使った「草餅」は春が旬です。
向島に100年以上の歴史のある草餅屋さんがあります。
向じま 志”満ん草餅（じまんくさもち）。
隅田川の渡し船を利用するお客さんに「草餅」を出す茶屋としてはじまった志満ん草餅。
創業当時は、隅田川の土手に生えたよもぎを手摘みしていたといいます。
屋号の「志満ん」は、自慢をせず、おいしい草餅をつくるために精進する「志」からきているそうです。
草餅は、こしあん入と、きな粉とみつでいただく餡なしがあります。
草餅 145円
一口食べると、まず、よもぎのいい香りがします。
餅はコシのある餅、
餡は、甘過ぎないさっぱりとしたつぶ餡。
小振りなので、２つは簡単にいただけそうです。
100年の「志」を感じる上品な「草餅」。
醤油の旨味と甘みのバランスのいい「みたらし」もいっしょにどうぞ。
向じま 志”満ん草餅（じまんくさもち）
東京都墨田区堤通1-5-9
TEL.03-3611-6831
http://jimankusamoti.com/
